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個人レベルではかなり高価ですが,性能を考えればきわめてコストパフォーマンスの高い製品といえます. サイドにあるゴムカバーをめくると校正出力とRS232Cのコネクタが現れます. 当然ながらRS232Cはプローブと絶縁されているので安全に利用することができます. インターフェースはRS232Cが標準で装備されていますが,コネクタはRJ45(100BASE-Tなどで使用されるもの)になっており,専用のケーブルが必要です. 最近,安価に入手できるようになった圧着器があれば,ケーブルを自作することも可能です. 接続は特に変わったところはありません.一般にNULLケーブルといわれる接続です.
THS720Pはさまざまな通信条件を設定できます.赤い部分がデフォルト値です. ![]() 画面のハードコピー出力フォーマットもいろいろ指定できます. ![]() 画像ファイルとして処理できるのは,TIFF,PCX,BMP,EPSです.
THS720Pの表示画面をRS232Cを通してパソコンで取得し,Excelのワークシートに貼り付けます.
THS720Pはいろいろな設定が出来ますが,今回は次のように設定します. @接続 専用ケーブルの接続とします.自作する場合は上図を参考にしてください. A通信設定 デフォルトにします. とにかくデフォルト設定からはじめるのが無難です. Bデータフォーマット マニュアルにはPCXが一番早いと書いてありますが,Excelの標準インストールでは,この形式のファイルを読み込めません. とりあえず,Windowsの標準であるBMPに設定します. 上記内容に基づいてTHS720Pを設定します. 【UTILITY】【SYSTEM】【Hard Copy】の順で選択し,【Format BMP】【OK】ボタンをクリックします. 次に【System】【RS232】から【Set RS232 Parameters To Defaults】を押します. 以上で完了です. 【CLEAR MENU】ボタンでメニューを消してください.
THS720Pの正面にあるHARD COPYボタンを押すと,指定されたフォーマットで画面キャプチャデータが送信されます. BMPフォーマットの場合,送信されるデータサイズは画面の内容に関係なく9662バイトです. THS720Pのデフォルト設定では,1バイト当たり10ビットで送信されるので,全データ(9662バイト)が間断無く送信されるとしたときに要する時間は9.9秒になります. 他のオッシロを使って観測したところ,10.1秒だったので,ほぼ全速で送信していることがわかります. 下図はTS720Pの送信出力をピークデテクトモードで観測した波形です. 9600bpsでは間断なく送信されている様子がわかります. 最高速度の38400bpsで送信すると右図のようになります. 計算上は2.52秒で完了するはずですが,4.24秒と,7割近くも余分にかかっています. ピークデテクト波形に縦の線が入っているのは,内部処理が追いつかなくてデータに隙間が生じていることをあらわしています.
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