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テクトロのTHS720Pの画面キャプチャ
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ハード
日本テクトロニクス株式会社
ハンディ デジタル・スコープ(テック・スコープ) THS720A型・THS720P型・THS730A型
THS720P インターフェースコネクタ
小型軽量で携帯性抜群,しかも各チャンネルが絶縁されているなど,現場ではとても重宝するデジタルストレージオッシロです.
個人レベルではかなり高価ですが,性能を考えればきわめてコストパフォーマンスの高い製品といえます.
サイドにあるゴムカバーをめくると校正出力とRS232Cのコネクタが現れます.
当然ながらRS232Cはプローブと絶縁されているので安全に利用することができます.
インターフェースはRS232Cが標準で装備されていますが,コネクタはRJ45(100BASE-Tなどで使用されるもの)になっており,専用のケーブルが必要です.
最近,安価に入手できるようになった圧着器があれば,ケーブルを自作することも可能です.
接続は特に変わったところはありません.一般にNULLケーブルといわれる接続です.
コネクタのピン接続 ケーブルのピン接続



ソフト

THS720Pはさまざまな通信条件を設定できます.赤い部分がデフォルト値です.


画面のハードコピー出力フォーマットもいろいろ指定できます.


画像ファイルとして処理できるのは,TIFF,PCX,BMP,EPSです.



目的

THS720Pの表示画面をRS232Cを通してパソコンで取得し,Excelのワークシートに貼り付けます.



機器の設定

THS720Pはいろいろな設定が出来ますが,今回は次のように設定します.

@接続
 専用ケーブルの接続とします.自作する場合は上図を参考にしてください.

A通信設定
 デフォルトにします.
 とにかくデフォルト設定からはじめるのが無難です.

Bデータフォーマット
 マニュアルにはPCXが一番早いと書いてありますが,Excelの標準インストールでは,この形式のファイルを読み込めません.
 とりあえず,Windowsの標準であるBMPに設定します.

 上記内容に基づいてTHS720Pを設定します.

【UTILITY】【SYSTEM】【Hard Copy】の順で選択し,【Format BMP】【OK】ボタンをクリックします.
次に【System】【RS232】から【Set RS232 Parameters To Defaults】を押します.
以上で完了です.
【CLEAR MENU】ボタンでメニューを消してください.



送信状態

THS720Pの正面にあるHARD COPYボタンを押すと,指定されたフォーマットで画面キャプチャデータが送信されます.
BMPフォーマットの場合,送信されるデータサイズは画面の内容に関係なく9662バイトです.
THS720Pのデフォルト設定では,1バイト当たり10ビットで送信されるので,全データ(9662バイト)が間断無く送信されるとしたときに要する時間は9.9秒になります.
他のオッシロを使って観測したところ,10.1秒だったので,ほぼ全速で送信していることがわかります.
下図はTS720Pの送信出力をピークデテクトモードで観測した波形です.
9600bpsでは間断なく送信されている様子がわかります.
最高速度の38400bpsで送信すると右図のようになります.
計算上は2.52秒で完了するはずですが,4.24秒と,7割近くも余分にかかっています.
ピークデテクト波形に縦の線が入っているのは,内部処理が追いつかなくてデータに隙間が生じていることをあらわしています.
9600bps,9662バイトの送信時間 38400bps,9662バイトの送信時間



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